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結局「ちゃん」の重みに耐えることができなかったわたしは、干支が一周するほど歳の離れた相手に対して「さん」づけで声をかけてしまう。ああ。緊張により、からだが勝手にアンガールズのような動きに。違う生き物に例えると、ナナフシのような感じだ。ぎくしゃく。決して、気持ちが良い動きではない。だが、名前は覚えられたので、半分は成功したとも言える。

という、何のことだかわからない話をネットに公開して、一体なんなのか。

***

夜。

南瓜せいろ・金柑の果実酒ビール割り・蕗の薹(フキノトウ)と祝蕾(シュクライ)の天麩羅を食べる。どれも初めて口にする食材で、美味しすぎて鳥肌がたった。世の中には、まだ食べたことのない、発音もできないような食べ物が山ほどあるはずだ、と思うとわくわくする。今年二回目の「いまわたし、人生でいちばん幸せです!」を思わず口にしそうになる。

帰り道、浜松駅に着くまでにやにやが止まらない。
その姿はさぞ不気味だったに違いない。

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続・怖いちゃん

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